ドライアイQ&A

ドライアイは、単なる目の乾きではありません。目の病気なのです。
ドライアイになると、涙の量が不足したり、涙の成分が変化して、目の表面に傷ができてしまいます。パソコンやスマホなど目を酷使する環境で溢れる現代社会ではドライアイが急増していいるのです。放置すると、悪化する恐れがあるため、目の乾きや疲れを自覚したら、近くの眼科医に相談してください。

仕事で、一日中パソコンを使用しています。最近、目が乾いた感じがするのですが、よい予防法はありませんか?
パソコン画面を凝視すると、まばたきの回数が激減することが分っています。その結果、目の表面が乾き、ドライアイになりやすいとされています。 予防策としては、意識的にまばたきの回数を増やしたり、乾燥を防ぐために加湿器を使用することも有効です。
また、パソコンのモニター画面を眼の位置より下に置いたり、適度な休憩をとることはもっとも大切です
ドライアイを放っておくと、どうなりますか?
重症のドライアイでは、角膜が傷ついて濁り、光が通りにくくなります。その為、視力が低下したり、傷から細菌が入り重症の角膜感染症を引き起こすこともあります。
また、これらの人がコンタクトレンズを使うと、症状を悪化させる場合もあります。
VDT症候群とドライアイの関係はありますか?
VDT症候群とは、パソコン等を使った長時間の作業により、目や体や心に影響のでる病気のことで、別名「テクノストレス眼症」とも呼ばれています。
集中してコンピューター画面や小さな文字を見続けると、まばたきの回数が減るため、涙の分泌量も減ってしまいます。この結果、目に潤い、酸素や栄養分が補給不足により、ドライアイになりやすいとされています。
コンタクトを使っていると、ドライアイになりやすいって本当でしょうか?
コンタクトレンズの使用はドライアイと密接な関連があります。ソフトコンタクトレンズの装用者では、約80%、ハードコンタクトレンズの装用者では約70%の方が目の乾きを訴えているというデータがあります。
涙はコンタクトレンズと角膜の間で潤滑油になって目を保護しているのですが、涙が不足した状態ではレンズが角膜を傷つけたり、細菌に対する抵抗力が下がったり、重症の角膜感染症を起こすことにもなりかねません。
レンズのお手入れはもちろん、眼科医による定期検診を受けましょう。
花粉症の人はドライアイになりやすいのですか?
ドライアイで涙の量が減ると、目に入った花粉を洗い流す働きが弱くなったり、目の表面の抵抗力が低下してしいます。そうなると、ますます花粉が目の表面にくっつきやすくなり、炎症をおこして充血したり、痒くなったりするので、角膜に傷がつきやすくなり、涙を目の表面に保つ力が低下します。花粉症とドライアイの両方が関わりあって、どんどん症状を悪化させていく状況になります。

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