ドライアイになる原因

涙は、目が乾かないように表面を循環し、目の洗浄や目の殺菌したり、栄養や酸素を供給するなど、目の健康に大切な役割を果たしています。
涙が減少すると、目の健康を守るシステムは機能しなくなります。

普段、涙は、休みなく分泌され続け、目の表面を濡らしています。常に涙が分泌されていても、目から溢れないのは、涙の10%程が蒸発して失われ、残りの約90%が鼻涙管という管を通って鼻の中へ流れていくからです。
涙は分泌されると、目の表面全体に運ばれ、いったん表面に定着します。そして、鼻涙管から排出されるのですが、この涙の分泌から排出までの道筋が、うまく機能していなければ、ドライアイになる可能性があります。
例えば、涙の蒸発を防ぐ油層や涙を安定させるムチン層が不完全だと、涙がすぐに蒸発してしまったり、流れ出したりして、目の表面は乾いてしまうのです。

この乾燥によるドライアイは季節や時間帯も関係しています。秋や冬は、乾燥しやすくなり、昼よりも夜の方が涙の量が減りやすいのです。

また、涙を目の表面に広げたり、涙点のほうへ流したりするのに、「まばたき」が大きな役割を担っています。通常、人間は1分間に20回以上もの「まばたき」をしていますすが、パソコン作業やテレビゲームをしているときは、まばたきの回数が極端に減ることが分っています。パソコン作業がドライアイになりやすいのは、この「まばたき」の減少が原因なのです。

このように、目の乾きは、蒸発による涙の量が少なくなる場合とまばたきの減少によって涙の分泌量が減る場合があるのです。

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